掃除を工程表に組み込む工夫

衛生面や清潔感を保つためにも日々の掃除はとても大切ですよね。

営業終わりに日々の掃除はしていると思いますが、なかなか隅々まで掃除をすることは難しいですよね。

今回はそんな日々の掃除を作業工程表にうまく組み込むにはどうしたらいいかを一緒に考えていきましょう。

「毎日掃除はしているのですけど、なかなか行き届かなくて困っています。」

「そうですね。隅々まで掃除するのには工夫がいりますよね。まずは、掃除するべき場所はどこなのか把握することからはじめてみましょう。」

掃除しなければならない場所をリスト化する。

日々の掃除以外に掃除しておきたい場所はいろいろとあるかと思います。

しかし、いざ時間ができたときに掃除しようと思ってもすぐには思いつかなかったり、ついつい掃除するのを忘れてしまったりしてしまいますよね。

ですので、まずは掃除リストを作っておきましょう。

「定期的に掃除しておきたい場所を書き出してみましょう。例えば、下記のような場所が考えられますよね。」

【掃除リストの例】

  • フライヤー
  • シンク回り
  • ガスコンロ
  • 冷蔵庫・冷凍庫(フィルター含む)
  • 食品庫
  • 更衣室
  • 棚・機器の上
  • 手洗い場
  • 換気扇
  • グリストラップ
  • 食器保管庫
  • まな板・包丁保管庫

掃除リストを作ったら、掃除するのに時間のかかる場所・かからない場所に分ける。

「作成した掃除リストを確認すると、掃除するのに時間のかかる場所と時間があまりかからない場所があることが分かりますね。」

例えば、フライヤーやガスコンロ、換気扇、グリストラップは営業時間内に掃除するのはお客様の目もあるので難しいと思います。

これらは”掃除するのに時間のかかる場所”であると言えますね。

しかし、冷蔵庫・冷凍庫(フィルター含む)の掃除ですと、「棚1段だけ。」「フィルターだけ。」というように細かく分けるとちょっと手が空いたときに掃除することが可能になります。これらは”掃除するのにあまり時間のかからない場所”というように分類できますね。

この”掃除するのにあまり時間のかからない場所”を細かく分ける時に、10分くらいで掃除が終わるように分けておくと後から作業工程表に組み込むときに作業しやすくなります。

【掃除するのに時間のかかる場所】

→最低でも月1回掃除する。
例)フライヤー、ガスコンロ、換気扇、グリストラップ

【掃除するのにあまり時間のかからない場所】

→内容を細かく分けて、手が空いたときに最低月1回は掃除する。
例)シンク回り、冷蔵庫・冷凍庫(フィルター含む)、食品庫、更衣室、棚・機器の上、手洗い場、換気扇、壁、器保管庫、まな板・包丁保管庫

掃除リストを一覧表に書き換える。

「それでは、掃除リストの内容をチェックしやすいように一覧表に書き換えておきましょう。」

掃除するのに時間のかかる場所は、今回例に出した項目ですと4つの項目がありますので、1週間に1箇所掃除するようにしてはどうでしょうか?

【掃除するのに時間のかかる場所一覧の例】

  • 1週目・・・フライヤー
  • 2週目・・・ガスコンロ
  • 3週目・・・換気扇
  • 4週目・・・グリストラップ

掃除するのにあまり時間のかからない場所は、掃除する場所、掃除した人、掃除した日付が書けるような一覧表を作成しておき、掃除した人が自分の名前と日付を記入するようにしましょう。

【掃除するのにあまり時間のかからない場所一覧の例】

掃除する場所 掃除した人 掃除した日付
シンク① ○○ 8/×
シンク② △△ 8/×
シンク③ ▲▲ 8/□
:

掃除一覧表を掃除する人を作業工程表に組み込む。

「掃除一覧表を作っても、実際にいつ掃除するかを決めておかないと掃除を実行するのは難しくなりますよね。」

“掃除するのに時間のかかる場所”を掃除するのは営業時間中にはなかなか難しいので、営業時間終了後に掃除を組み込むことになります。

1週間の営業日を考えた時に、比較的時間がとれる曜日はないでしょうか?

例えば「月曜日は比較的お客様が少ない」「木曜日は納品がないのでその分時間がとりやすい」など、掃除の時間がとりやすい曜日を掃除曜日と決めるとよいですね。

“掃除するのにあまり時間のかからない場所”は毎日の日常業務に組み込んではどうでしょうか?

全部一気に掃除をしようとすると大変ですが、10分くらいで掃除が終わるように細かく分けてあるので日常の業務に組み込みやすくなっていると思います。

しかし、一覧表を掲示するだけでは従業員の皆さんの自主性に任せることになります。事業所によってはこのままでは掃除をしてもらえない場合もあるでしょう。

そのときには、あらかじめ掃除する人を決めておくのはどうでしょうか?掃除した日付だけを記入してもらうというやり方です。担当者をあらかじめ決めておくことで掃除して頂けるようになると思います。

「掃除をする場所を細かく分けて、一覧表を作っておくとどこを掃除したらいいのか分かりやすくていいですね。」

「毎日の業務に少しずつ掃除を取り入れていくのがコツですよ。いつもきれいな厨房を目指して頑張りましょう!」

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